Author: | Shogo Kawahara <Twitter: @ooharabucyou> |
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Date: | 2010-12-11 |
アクション中で、SNSの情報をどの様に取得するかを学びます。
Note
個人情報の取り扱いには細心の注意を払いましょう。
今日紹介するサンプルコードはアクションの中で利用します。
// ログイン中の Member のインスタンスを取得
$member = $this->getUser()->getMember();
// ニックネームの取得
$nickname = $member->getName();
年齢は、メンバーが公開範囲を選択することができます。
そのため、閲覧者と情報保持者が異なる場合の配慮をする必要があります。
// member_id = 1 の Member のインスタンスを取得
$member = Doctrine::getTable('Member')->find(1);
// ログイン中の Member のインスターンスを取得
$viewer = $this->getUser()->getMember();
// $memberの年齢を取得
// 第1引数を true にすることにより公開範囲のチェックを行います。
// 第2引数に 閲覧者の member_id を渡します。
// 閲覧者に権限がない場合や、対象のメンバーが生年月日を登録していない場合
// false が返されます。
$age = $member->getAge(true, $viewer->getId());
Warning
OpenPNE3自体はログインや通知に利用するメールアドレスについて非公開な設計がされています。
利用には十分に注意してください。
メンバーがログインや通知に利用しているメールアドレスは以下のように取得できます。
// member_id=1 の Member インスタンスを取得
$member = Doctrine::getTable('Member')->find(1);
// メールアドレスの配列が返される
$mailAddresses = $member->getEmailAddresses();
メンバーがPCとモバイルのメールアドレスの両方を持っている場合は、 getEmailAddresses() によって2つのメールアドレスが返されます。
もし、取得したメールアドレスがモバイル用のものかを確認する場合は opToolkit::isMobileEmailAddress() を利用するとよいでしょう。
OpenPNE3にモバイルとして登録されているドメインをもつメールアドレスを渡した場合 true が返されます。
Note
単純にPC向けメールアドレスを取得したい場合は
code-block:: php-block
$pcAddress = $member->getConfig(‘pc_address’);
モバイル向けメールアドレスを取得したい場合は
code-block:: php-block
$mobileAddress = $member->getConfig(‘mobile_address’);
と記述することもできます。
プロフィールも年齢と同様に公開範囲があるため、 閲覧者と情報保持者が異なることを考えなくてはなりません。
// member_id = 1 の Member のインスタンスを取得
$member = Doctrine::getTable('Member')->find(1);
// ログイン中の Member のインスターンスを取得
$viewer = $this->getUser()->getMember();
// MemberProfile インスタンスの配列を取得
// 第1引数を true にすることにより公開範囲のチェックを行います。
// 第2引数に 閲覧者の member_id を渡します。
$memberProfiles = $member->getProfiles(true, $viewer->getId());
プロフィール情報は、以下の情報を取得することができます。
// プロフィール識別子の取得
$name = $memberProfile->getName();
// 値の取得
$value = $memberProfile->getValue();
特定のプロフィール情報のみを取得する場合は、以下のように行うことができます。
// member_id = 1 の Member のインスタンスを取得
$member = Doctrine::getTable('Member')->find(1);
// ログイン中の Member のインスターンスを取得
$viewer = $this->getUser()->getMember();
// プロフィール識別子から取得
$memberProfile = $member->getProfile('op_preset_birthday');
// MemberProfile に対して、 isViewable() に閲覧者の member_id
// を渡すことにより、 が閲覧可能かどうかが boolean で返される
$isViewable = $memberProfile->isViewable($viewer->getId()))
特定のメンバーのフレンドを取得する場合は、以下のように行うことができます。
// member_id = 1 の Member のインスタンスを取得
$member = Doctrine::getTable('Member')->find(1);
// Member インスタンスの配列を取得
// 第1引数に取得件数を指定できる (デフォルトは null で, nullで全て取得)
$friends = $member->getFriends();
// フレンド数の取得
$numberFriends = $member->countFriends();
特定のメンバーのフレンドのIDのみを取得する場合は、以下のように行えます。
こちらのほうが、前者よりパフォーマンス的に優れています。
// member_id = 1 の フレンド member_id の配列を取得
$friendIds = Doctrine::getTable('MemberRelationShip')->getFriendMemberIds(1);
メンバーどうしの関係についての情報を取得する場合は、 MemberRelationship (member_relationship) を利用します。
member_id が 1のメンバーと2のメンバーがフレンドかどうかを確認するときは以下のように行なえます。
$memberRelationship = Doctrine::getTable('MemberRelationship')->retrieveByFromAndTo(1, 2);
$isFriend = ($memberRelationship && $memberRelationship->isFriend());
member_id が 1のメンバーが2のメンバーをアクセスブロックしているかを確認する場合は以下のように行います。
$memberRelationship = Doctrine::getTable('MemberRelationship')->retrieveByFromAndTo(1, 2);
$isBlock = ($memberRelationship && $memberRelationship->getIsAccessBlock());
特定のメンバーの参加しているコミュニティを取得する場合は、以下のように行なえます。
// member_id = 1 の 所属する Community インスタンス の配列を取得
// 第1引数に id
// 第2引数に取得件数を指定できる (デフォルトは5で, nullで全て取得)
$communitys = Doctrine::getTable('Community')->retrievesByMemberId(1, null);
特定のメンバーの参加しているコミュニティIDのみを取得する場合は、以下のように行なえます。
こちらのほうが、前者よりパフォーマンス的に優れています。
// member_id = 1 の 所属する community_id の配列を取得
$communityIds = Doctrine::getTable('Community')->getIdsByMemberId(1);
特定のコミュニティに参加しているメンバーの取得は以下のように行なえます。
// community_id = 1 の Community のインスタンスを取得
$community = Doctrine::getTable('Community')->find(1);
// コミュニティ参加者の Memner インスタンスの配列を取得
$members = $community->getMembers();
特定のコミュニティに参加しているメンバーのIDのみを取得する場合は、以下のように行えます。
// member_id = 1 の コミュニティ参加者 member_id の配列を取得
$memberIds = Doctrine::getTable('CommunityMember')->getMemberIdsByCommunityId(1);
明日は、モバイルについて取り扱います。